8月15日。東京は雨でした。それもどしゃぶりと言っていいくらいの雨。数年前の嵐コミケよりは随分マシだが、それでもこの天気で行列並ぶのは二の足を踏んでしまいそうなくらいの。 だがしかし、幸い今回はTさんとこで売り子させてもらうことになってたので、サークル入場できる。多分一般だったら入場フリーになる午後に行ってたね。ありがとう、ありがとう、と感謝しながら7時過ぎにホテルを出た。 実は前日、殆ど一睡もしてません。最終便で上京したためホテル着は11時前。布団に入ったのは2時くらいだったけど、結局外が明るくなる頃になっても眠れなかった。 今更枕が変わったくらいで不眠症になるような繊細な神経は持ってないので、きっと楽しみの余り寝付けなかったと思われる。遠足前の小学生か(笑)。それでも不思議なくらい頭すっきり体力快調。精神力って偉大だ(後からどっと来るんだが)。 張り切ってホテルを出たらば、目の前にいきなりカートを引きずったお嬢さんが! しかも、ピンクの水干っぽい上着にミニスカ。こ、これは…はるときコス? うわ、初めて見た。 でも会場外ではやっちゃいけないはずだよな。まあ辛うじて普段着の範疇に入らなくもない気がしないでもない。どっちにしろ、この時間にこの格好でこの荷物。間違いない、お仲間だ。 「お嬢さんどちらに行かれるんですか?有明?奇遇だなあ。僕も同じ所に行くんですよ。よろしかったら一緒にタクシーに乗りませんか?」と、よっぽど声かけよーかなーと思ったのですが、あまりに不審なのでやめました。どこぞの駅前だったらやったかもしれないが。 しかしこのホテル、多分同類の方が大勢いたな。6時ちょい過ぎに朝食行ったのですが、一人やら二人連れやら三人連れやらの、妙に着飾ってるか活動的か両極端なお嬢さん方がぞろそろといらっしゃったもの。 前日もチェックイン時に段ボールを持ったお嬢さんがやたら目に付いたし。真夜中くらいまで廊下やら周囲の部屋やらえらい騒がしかったし(眠れなかったのはこれも一因)。 みんながんばってね〜と人ごとのよーに思いつつ、JRからりんかい線を乗り継いで駅に8時到着。 チケットには入場は9時までとあったので余裕じゃん〜と思ってたんだけど、やっぱりそうは問屋が卸さない。 東ホールだったので、駅を出て左方向に歩いてったんですが、途中で引っかかっちゃいましたよ。例の、悪名高き信号待ち。 信号毎にスタッフさんがいらして、渡る人数を制限している。まあこれだけ沢山人間がいて、しかも大雨で大荷物持ち。車の往来も頻繁。多分すんなり会場まで行けないだろうとは予想していましたが。なんつーか、ここまでだったとは。 ほんとに、列が動かないんですよ。5分くらい待って、数歩歩いてまた待って。を延々繰り返し。しかも容赦なく降ってくる雨に、差してた傘が雨漏りしてくるし。こんな雨だと思わなかったから、ちゃちな折り畳み傘しか持ってこなかったんですよね。しくじった。 まあどうにか、行列も少しずつ進んで、8時半には会場入り出来ました。服はびしょぬれですがね。それはしょうがない。 それにしても、コミケで開場前にビッグサイトに入るのって実は初めてなんだけど、この段階で既にものすごい人がいたので驚いた。通常のイベントの開場後くらいはあるだろう。サークル参加者だけでも数万人だもんね。さすがさすが。 すぐにスペースへは行かず、まずコインロッカー探し。いつもは収穫物は宅配で送ってしまうのだけど、今回は根性でホテルに持ち帰って読書会♪の計画なので、でっかいスーツケースを持参したのです。でも実際の買い物時には邪魔だし、スペースに置いとくのも邪魔なので帰る間際までロッカーに放り込んどこうと思って。 大体の場所は知ってるんだけど今日は使用禁止かも知れないしと思ってスタッフさんに場所を訊ねたら、丁寧に教えて下さいました。親切・迅速が評判のコミケスタッフ。看板に偽りなしでございますv 「ロッカーは8時半からしか開きませんが」と言われて時計を見たら、丁度8時半。よっしゃ。 ロッカー室の前には警備員のおねーさん方が二人程いらっしゃいました。びっちり制服で笑顔が爽やかでかっこよかったv でも、こーゆー所でコミケだなあと実感するあたり、ちょっと哀しい気がするが。 身軽になっていよいよスペースに行ったらば、既にもう一人の売り子&買い物要員(ゴメンナサイ/笑)のOさんがスタンバイ済。主催者のTさんはまだ来てなかった。机の下を覗き込むと新刊らしき段ボールはあったので一安心。 とりあえず椅子を下ろして配布ペーパーを片付けたんですが、この椅子がめちゃくちゃぼろかった(笑)。ガムテープであちこち補強してあるのはまだいいんだが、座るところが斜めになってて座るとずり落ちそうになるんですよ。足の鍛錬にはなりそうだ。 大まかに片した後、しばらくOさんとしゃべってたんだけど、Tさんがなかなかやって来ない。9時を過ぎても来ないので、さすがにやばいかなと思う。 Tさんち遠いしー、雨だしー、信号待ちすごかったしー、と思い当たるところはありまくりだし、なんとなくそんな予感はあったんだけど。(Tさんスマン/笑) 開場は10時だからいざとなったら段ボール開けて新刊だけでも並べようか。でも見本誌とか出さないといけないんだよね。見本誌票とか持ってないし。それに初コミケだから既刊も全部見本誌出さないといけないんだっけ。既刊はTAKAさんしか持ってないぞ。そーゆーの未提出のまま販売始めていいんだろうか。 などと色々考えたのですが、9時半過ぎ、私が大手列(トイレのことね)に行ってる間にTさん到着。万歳。 ひとしきり喜び合った後、本並べたりなんだり準備。お買い物の計画もばっちり立てた。Oさんには壁を中心に回ってもらい、私がその他で一通り買い物終えた後Tさんと売り子を交代ということに(結局私が一番有利な取り決めになったかも。またまたゴメンナサイ)。そうこうしてるうちに10時。 開場の放送後、一斉に拍手。うわーこれが話に聞くあれか〜とちょっと感動。一気にバタバタと人の動きがせわしくなって、いよいよ戦闘開始です。 まずはリンクさせて頂いてる方々の所へご挨拶。けど、私こーゆー場所じゃ舞い上がってしまうので、わけ分からんことを喋っては唐突に立ち去る、ってのを繰り返してしまったような(汗)。皆様大変失礼しました。 なんだかんだと一通り回り終えてスペースに戻ったのが11時半くらい。売り子交代して、戦利品を読みふけりに入ります。しーあーわーせーv が、あまりに熱中しすぎてお客様に気付かなかったこと多少。すみませんでした〜。 その後は適当に買い物したり留守番したりおしゃべりしたり。コミケでこんなにまったりと過ごせたのは初めてかも(笑)。 1時半過ぎ、東京在住の友人が訪ねて来てくれたので、ちょっと抜けて昼食に出ました。 この友人、10年来のダチなのですが、その昔イベント初心者だった私を晴海に連れてってくれた張本人であります(笑)。今はほぼ足を洗っている(本人談)とのことだが。 昼食場所はビッグサイト内レストラン街のセルフサービスのカフェテリア。そこで、ふと気付くと私のトレイにはスモークサーモン、彼女のトレイにはチーズ盛り合わせが載っている。昼間から酒の肴食っててどうするよ。いや、自分で選んだんだけど。 「だって我々が会ったのに酒を飲まないのはどうかと思う」と意見の一致をみたので、「お飲物何になさいますかあ?」とゆー声に二人して「生中お願いします」。って居酒屋じゃないんだから(笑)。通じたけど。 しかしどうしてビッグサイトで飲む麦酒はこんなに美味なのでしょうか。あらかたお買い物も終えてたから、なんかわけの分からん達成感とゆーか爽快感とゆーか。チーズもサーモンもおいしいしv(ちなみにもちっとランチらしいメニューも別途頼んでます。よく食うなあ) 食事を終えるともう2時半過ぎてたので、ロッカーに預けてたスーツケースを回収してからスペースに戻りました。 友人は、別の友人がどっかでサークル参加してるらしいっつーので、私のカタログをチェックした後去って行った。何も買わずに帰るのも悔しいので適当にお買い物もするとか。それやっぱ足洗えてねーじゃん(笑)。 3時近く。そろそろ周囲のサークルさんも片付け始めたり、早い所はもう帰られたりしてます。うちらもぼちぼち撤収の準備しようか〜ということで、Tさんは宅配を出しに行きました。 宅配に出すのは主に購入した本ばかりらしく、机上にはまだ本を並べてたので私がお留守番。だがしかし、その所為で恐怖の体験をしてしまうことに…。 最初、目の前にその男性が立った時、私は俯いて本を読んでたため、「うわースーツ着たにーちゃんだ。珍しい〜。女性向けの本だけどいいのかな?」と思っただけでした。 が、「すみません」との声に「はい何ですか〜」と愛想良く顔を上げた次の瞬間、凍り付きましたね。 スーツ男の隣には何とテレビカメラを持ったにーちゃんが!更にとどめ。「あの、『ニュー○の森』なんですけど」 私、実は隠れ同人です。親にも職場にも秘密でビッグサイト来てます。やばいやばいやばすぎる! 反射的に「すみません、私留守番なんで分かりません!」…いや、まだ何も言われてないんだけどさ。でもそう言うしかないでしょ。 幸い、そう言ったら「あ、そうですか」とあっさり向こうに行ってくれたのですが。 おそらく周囲のサークルさんは殆ど片付け済みだったため、まだ机の上に色々物が乗ってるこっちに来ちゃったんだろうけど。 でもほんっとーに怖かったです。久々に血が凍る恐怖を味わいました。ぶるぶる。 そういえば、コミケの華、コスプレ感想書いてなかった。 視力も悪いし買い物に熱中していたため、殆ど周囲に気を配る余裕なかったからあんまり沢山見られなかったんだけど。コスプレ広場にも行かなかったし。 でもやっぱ、見渡すとサスケやナルトやカカシ先生がうろうろしてるっつーのは心和む光景ではあります(笑)。 サクラちゃんはあんま見なかったかな。どれかといえば、サスケ率高かったような。殆どサスナルスペース動かなかったせいもあるかもしれない。 留守番してて、たまにサスケが買い物に来るとうおーっとか思ったです。ちょっとときめいてしまったり(笑)。 サスケの服って夏向きだしね。冬はどうしてるんだおいって感じだが。でも今回はすんげー涼しかったんでカカシやナルトコス見てても暑苦しくはなかったな。 ナルコもいました。髪は当然ツインテールのつけ毛で、服装はいつものもこもこジャケットなんだけど、へそ出しミニスカなのですよ。このカッコでサスケの前に出たらあっつー間に食われるなって感じ。いいねえv(おやじくさ…) そんなこんなで色々楽しんで、3時過ぎくらいにそろそろ帰ろうかってことになったのですが。そっからが大変でした。 有明って交通手段少ないわけじゃないのに、数万人が同じような時間に一度に脱出しようとするから、想像もしたくない事になります。天気が良くて荷物が少なかったら台場まで歩いてってもいいんだけど、今回は到底無理。 ちなみに今回の収穫物、持って来たスーツケースに測ったように一杯になりまして、かなり引き摺るのが大変な代物に成り果てています。ええもう、正にみっしり詰め込みましたよ、同人誌。TさんもOさんもそれぞれ荷物沢山抱えてて、大雨の中での行列は絶対イヤだった。 りんかい線やゆりかもめの展示場駅はものすげー列になるだろうから、それは避けたい。つーことで、タクシー探そうかってことになったんだけど、ビッグサイトのタクシー乗り場も列がすごそうなんで、近くのホテルの前だったらスムーズに乗れるかも?ってんで行ってみる事に。 しかしやっぱりそう上手く行かず、つーか目測狂いっぱなしで、ホテル側に渡る横断歩道、こんなに遠くだったっけ?って歩いてるうちに、ゆりかもめの始発駅近くまで来てしまった。ここまで来たらもうこれに乗ってしまおう。んで、新橋駅からタクシー使ってホテルに戻ろう。つーことで、結局ゆりかもめ。 始発駅だから展示場駅から乗るよりは確かに列は少ない。切符買う列は結構長かったけど、屋内で済んでたし。 私はパスネット持ってたけど、他のお二人はsuicaとイオカードしか持ってなかったんで、とりあえず私だけ改札前まで行って待ってました。 改札そばの売店でパスネット売ってたんで、これ買って渡せばいいかな?と思ったら、安いのは既に売り切れで5000円のしかない。こりゃあかんっつーことで大人しく待つ。ま、そこまですごい列ではなかったので、比較的すぐ合流出来ました。 ゆりかもめって意外と使った事なかったんで新鮮です。視点高くて気持ちいい。おまけに3人とも並んで座れたから、ほっとした。雨降りだったけど、窓から観覧車やフジテレビも見られたし。 これで、帰宅後パンピーに「東京でどこ行って来たの」って聞かれても「フジテレビとか見てきました〜」って言えるわ。よっしゃ!(笑) 気分よくゆりかもめで新橋駅に到着。駅前でスムーズにタクシー捕まえられました。さていよいよホテルで読書会だv イベントで何が楽しいって、もちろん買い物してる間もとても楽しいんだけど、帰宅してお宝開いてさあ読むぞ!って瞬間がたまりません。 おまけに今回、宿泊先のホテルにサスナラーの同志を二人も連れ込んだから、もうドキドキワクワクですv とりあえず、Oさんに買って来て頂いた大手さんの御本の整理と精算を先にしたんだけど、これが思ったよりかなり冊数多くて。 沢山読めてとても嬉しいんだが、こんなに余分な荷物を持たせていたとは、本当に申し訳なかった。金額の方も相当したろうに…。改めてありがとうございました。 そんでいよいよお楽しみの読書v 一人で黙々と読むのも集中して一気に読めていいんだが、気に入ったコマとか話とかを皆でわいわいツッコミながら読むのって、しみじみ楽しいです。おまけに読んでも読んでも終わりません。しーあーわーせーv 途中、お腹空いたので近くのイタメシ屋で夕食。その後近くのコンビニ(と思ったら品揃えは高級スーパーだった)で飲み物等補給して、再び部屋に帰って読書。途中でオウミさん、夜行バスで帰宅するため退場。早朝に帰宅後仮眠とって昼過ぎから仕事だそうだ。すげえ…。 その後はTAKAさんと交代でお風呂に入り、また読書。一通り読んだらサスナル談義。どっちもサスケスキーなんで盛り上がる盛り上がる(笑)。 1時くらいにそろそろ寝ようかということで、一旦電気消しました。何しろ、私もTさんも前日の睡眠時間一時間弱であのハードな日程をこなしたので、多分結構疲れてる。 この多分ってのがくせ者でして(笑)。おそらく疲れてるんだろうなあと理性では思ってるんだが、感情は、もっと喋りたい!と主張してるらしく、妙に頭の中は冴えてすっきりしてるんですよ。どうやらTさんも同じらしく、電気を消したまんまどちらからともなく話の続きを始めてしまいました。 話してるうちに、僅かにあった睡魔はどっかに行っちゃったらしい。熱中してしゃべりまくってるうちに、喉が乾いて一旦電気つけたら、既に2時を大きく回ってた。もういいや、気の済むまで行ったれと、本格的に起き出しておしゃべり続行。 誰も信じてくれないかもしれませんが、私、普段そんなにおしゃべりな方じゃありません(笑)。しかしこの時は何かに憑かれたようにしゃべりまくってました。おそらくコミケハイであったんでしょう。恐るべしサスナル。おつき合い下さったTさん、お疲れ様でした。 結局眠ったのは4時は過ぎてたかなあ? いくらなんでもそろそろ寝ようつって再び電気を消したら、今度は速攻オチました。マジで次に気が付いたら朝だった。つーか寝た時間がそもそも早朝だ。気合い入れて2日目に行く人は、そろそろ起き出してる頃だ。ほんっとーに一晩中おしゃべりしてたんだなあ。 (あゆりん) 8月16日編へ |