Love & Hate


イルカ先生、好き。いるかせんせもおれ好き。
カカシ先生、好き。かかしせんせもおれ好き。
サクラちゃんもすき。さくらちゃんは、・・・・でもすき。
さすけは、嫌い、かなあ・・・。うーん??

そんなとりとめもないことを思いながら空を見ていた。
任務中の森の中。お昼ごはんのあとの休息。
木の幹にもたれて、足を投げだして。ぽーっとおひさまにあたって。きもちいい。
不意に目の前を人影が過ぎる。
「なにボーっとしてやがる、ウスラトンカチ」
カチンとくる。さすけ、やっぱ嫌い。むっとする俺に
「ほらよ」
何かを投げてくる。つかんでみると、お菓子だった。
「やったー。ありがと、さすけすきー!!」
包みを開ける。きれいなお菓子。
お菓子は大好きだ。甘党だから。(自販機でしるこ飲むくらいだもの)
「そんなんが嬉しいなんて、ガキだな」
むかっとして、サスケをみると、何でなんだか楽しそうだ。へんなやつ。
そして、おれのとなりにすわった。

「ちょっとくう?」社交辞令。
「いや、オレ甘いの苦手だから」そうくることは知ってる。
「ふーん、もったいねえの」
「ホントに幸せそうに食うんだな、おまえ」
「・・・わるいかよ。」
おまえ、しばらく食ってなかったようなくい方するなあ、って、
イルカ先生にもときどき言われるので、ちょっときにしているのに。やなやつ。
「あー。うまかった。ごっそさん」
にしてもなんでこいつ、おかしなんか、くれたんだろ。餌付けしようったってむりだかんな。
そこへ、さくらちゃんがやってきた。
「さすけくうん」
その目は、「なると、邪魔!!」といっている。
「はい、これ」といって、さくらちゃんはさすけにきれいな包みを渡す。
あ、そうか。
そういえば、きょうって、「ばれんたいん」だ。
「・・・どーも」興味なさそうにしかし断るのも面倒だからという態で包みを受け取る。
(そうかあ、さくらちゃん、さすけすきだもんなあ。)
いいなあ、とおもったが、口に出すのは悔しい。
「はい、ナルト」
さくらちゃんは、オレにも包みをくれた。(かなり差はあったけど)
「さくらちゃん!!」ぱっと顔をあげて。
「ぎりよ!ぎり!」念を押される。
「あんがと、さくらちゃんー!!さくらちゃん好きだから、俺嬉しいってばよ!!」
さくらちゃんはちっちっち、と指を振る。
「あんたが好きなのは、お菓子でしょ!」
それにあたしは安くないわよーといい置いて、さくらちゃんはいってしまった。
かかしせんせいにもあげるんだとかいって。

「へへっ」さくらちゃんがくれたお菓子。うれしい。
「さっきもくったろ?」
あきれたようにサスケがいう。そーゆー問題ではないんだが。
サスケ、甘いのきらいだもんな。でも、こいつってばもてて、って・・・・。
「・・・おいさすけ、さっきの!!」
「なんだよ」
「だれからのだったんだよ!まさか、さっきの。誰か女の子からもらったやつとかなら。
 おれ、そんなのくっちゃいけなかったってばよ。お前にはわかんねえかもしんないけど!」
くすり、とサスケは笑った。何がおかしいんだよ。
「家にあったから。」いつからだよそれ・・・。1ねんまえとかじゃねえだろうな。
「お前、甘いもの好きだし、ちょうどいいかなとおもって」なにが。
「今日お前にやろうと思ったんだよ。」
それ、って。えと。おれがあまいもんすきだから、ってことだよな。

「・・・さすけも、すきだってばよ」
あまいもんくれたからとりあえず。そういうことにしておこう。





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